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知りたい!N値と換算N値の違い

こんにちは!福島県郡山市に拠点を構え、地質調査やさく井工事を東北エリアや北関東エリアにて請け負っております、有限会社草野地質興業です。
地盤の強度を表す単位にN値と換算N値と呼ばれるものがありますが、どのような違いがあるのかご存じでしょうか。
今回は、N値と換算N値の違いをご紹介いたします。

N値とは

手を横に出している女性
N値とは、地盤の強度を示す値のことを指します。
このN値が大きければ大きいほど硬くて締まりのある地盤の土地です。
反対に、このN値が小さければ小さいほど軟弱な土地となります。
建築物を建てる土地の強度は、表面を見ただけでは把握できません。
そのため、地質調査を行うことによって強度を測定し、N値によって表す必要があるのです。
土地の地盤が軟弱だと地盤沈下などのトラブルの原因になってしまうため、事前の調査によって確認しておく必要がある値だといえるでしょう。

換算N値とは

N値は、標準貫入試験によって求めることが可能です。
その一方で、換算N値は、スウェーデン式サウンディング試験の結果によって、算出された情報を換算式によって推定されたN値のことを指します。
この換算N値は、標準貫入試験によって求められるN値に相当する測定値として扱うことが可能です。
そのため、換算N値が大きければ大きいほど強固な土地であり、小さければ小さいほど軟弱な土地になります。
スウェーデン式サウンディング試験は簡易に行える試験のため、戸建て住宅などを建てる際に多く使われています。
そのため、戸建て住宅などにおいては換算N値を用いることが多いです。

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