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地質調査のコアポーリングにおける湿式と乾式の違い

こんにちは!
福島県郡山市を主軸に、地質調査や鑿井工事に携わっております、有限会社草野地質興業です。
コアボーリング削孔には湿式と乾式があり、それぞれに特徴や使用されるケースがあります。
地質調査のコアポーリングにおける湿式と乾式には、どういった違いがあるのでしょうか。
そこで今回は、地質調査のコアポーリングにおける湿式と乾式の違いについて解説いたします。
地質調査の仕事がしたい方は、参考にしていただければ幸いです。

湿式コア

説明をする男性
一般的に多く使用されているのが、湿式コアです。
コアボーリングに使われているダイヤモンドビットは、その名の通しにダイヤモンドからできた刃となっています。
ダイヤモンドからできた刃が回転することにより、筒状に孔があけられるのです。
また刃は回転する際に熱を持つことから、その熱を冷ますための水がなければいけません。
そして水を使用することにより、埃を抑える効果が期待できます。
水を用いて削孔する機械が、湿式コアと呼ばれるのです。
湿式コアのメリットは、切込みが軽いため高精度な穴開けが可能である点です。
その他に、穿孔面に凹凸が少ないことから補修の必要がない点もメリットとなります。
湿式コアの、メリットについても知っておくことが大事です。

乾式コア

乾式コアは、水を使用しない機械を指します。
ハンマードリルに、コンクリート専用のキリを取り付けて穴開けを行う方法が、乾式コアです。
埃を抑えられないため、専用の集塵機が使用される点が乾式コアの特徴です。
そして乾式コアは、水を使用できない場所の施工を行う際に選択されます。
例えば、天井やビルの上階で水漏れの危険がある場所において使用されるでしょう。
乾式コアは、水が使用できない場所でも利用可能であり、階下への水漏れが起こる心配がない点がメリットです。
また湿式コアよりも、機械をセットする必要がないことから、手軽さがある点もメリットです。
地質調査の仕事をしたい場合は、コアボーリングの乾式コアについても知っておきましょう。

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