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地質調査で判断!田んぼや畑の上に建物は建てられるのか

こんにちは!
福島県郡山市を中心に、県内や東北地方・北関東地方をメインに、地質調査や鑿井工事などを行っている有限会社草野地質興業です。
地質調査では、その土地には建物を安全に建てられるのかについて調べるのが一般的です。
そこで今回のコラムでは、田んぼや畑の上に建物は建てられるのかについてご紹介します。

田んぼの上

あごに手を当てる男性
田んぼは大昔から、河川周辺の湿地につくられることが多いです。
そのため、このような場所では河川の氾濫などで運搬された肥沃な土砂や葦など、湿地性植物の腐植土が蓄積しており、農業に適した土地になっています。
この土地の特徴としては、植物片が多く含まれているので隙間が多く圧縮しやすい、セメント系固化剤の固化効果が低下する、液状化の可能性がある、などが挙げられます。
つまり田んぼの上は、住宅地盤としては不向きな場所ではありますが、適切に地盤改良を行うことで、建物を建てることも可能になるのです。

畑の上

日本の畑の多くには、火山灰の風化物からできた土壌が混ざっており、腐植含量が極めて高いです。
そのため、作物の栽培には適していると思われてきましたが、実際にはリン酸との結合力が強く、作物がリン酸欠乏で育たないので、農地としての利用は困難でした。
しかし、農業技術の向上により、優れた土壌へと変貌を遂げてきました。
これらの結果から日本の畑も田んぼと同様に間隔が多く、さらに圧縮しやすいので、セメント系固化材による固化が困難な場所です。
畑も建築用の地盤には向いていませんが、地盤改良をすることによって、適切な土地にすることが可能です。

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